【自信のつけ方7選】転職したいけどスキルがない!?自信がない人がやるべき対処法

あなたはなぜ自信がない？自信をなくす5つの原因

まずはあなたがなぜ自信がないのか、原因を知りましょう。人は、主に5つの要素で自信をもつことができません。

経験やスキルに自信がない

「経験が少ない」「専門的なスキルがない」と感じると、それが自信喪失の原因になります。特に、人は自分のスキルや経験を過小評価する傾向にあります。

でも働いているのに経験やスキルが全くないということはありません。現にいまあなたはお金をもらえっているわけですから、あなたのスキルが評価され、報酬を受け取ることができるということです。

自信がない人は「インポスター症候群」かもしれません。これは自分のことを過小評価してしまう、優秀な人ほどおちいる思考のクセです。詳しくはこちらの動画を参考にしてください。

年齢を気にして自信がない

「自分はもう年を取ったから」という思考が、自信を無くさせる大きな要因です。新卒採用が主流の日本では、特にこの思考が働きやすいので要注意。

実際には年齢を気にする必要は全くありません。今の時代、30代・40代の転職も当たり前。企業はフレッシュな新卒社会人より、経験やスキルがあって教育が少なくて済む人を求めています。

今年齢で迷っている人は、3年後、5年後、ずっと変わらず年齢を言い訳にします。「人間、今が一番若いんだよ。明日より今日の方が若いんだから。いつだって、その人にとって今が一番若いんだよ。」とは放送作家、永六輔さんの言葉です。

面接でうまく話せる自信がない

転職においては面接が欠かせませんが、面接で自信を持って自己アピールすることができるか不安を感じることもあります。

はっきり言って面接が得意な人はいません。誰でも面接は苦手です。というのも、面接は人生でそう何度も経験するものではありません。誰しも経験値が少なくて当たり前、みんな同じようなものです。

ただし面接スキルは訓練次第で向上します。そこがライバルと差をつけるポイントになります

転職先で通用するか自信がない

「転職先での業務内容が分からないから、自分がそれに対応できるか自信がない」という不安も、自信を失う原因です。

でも何事も「やってみないとわからない」のが真実。思い切って転職先に飛び込んでみると意外と通用するものです。

また、企業も新たに入社する人がすぐに全てをこなせるとは思っていません。「学ぶ意欲と適度な謙虚さを持っていれば、新しい職場でも必ずうまくいく」と私も自分が転職して強く感じました。

何となく漠然と自信がない

具体的な原因を特定できないけれど、「ただ自信がない」という人もいます。それは、例えば次のような不安を心のなかで抱えているからかもしれません。

人間、よくわからないものは怖いものです。少しでもその不安を解消できる関連記事を載せておくので参考にしてください。

⇒【迷ってる人必見】今すぐ転職すべき7つのサインと転職しないほうがいい人の特徴5選

⇒【決まらない人必見】転職軸とは？重要な5つの軸と失敗しない決め方のポイント5選

自信がない人でも転職できる3つの理由

では自信がない人は転職することは難しいのでしょうか？実は、全くそのようなことはありません。それでは次に、自信がない人が転職できる理由を解説します。

多くの人は自信がない

まず理解してほしいのは、「自信がない」と感じるのはあなただけではないということです。「ミドルの転職」の調査によると、転職活動をしている人の95％が不安を感じているのです。

みんな自信がない中で転職活動を開始して、準備して、面接して、内定をもらっています。年齢も関係なく、すべての人が転職には不安を感じるのが普通。あなたが自信がないからと言って、転職が失敗になるわけではありません。

転職には運の要素も強い

転職成功の要素には、「運」も大いに関係します。転職は新卒採用以上に「ご縁」の要素が強いのです。

新卒採用と違い、中途採用には「解禁日」というものがないため、様々な企業がそれぞれのタイミングで求人を出しています。これは転職希望者も同じで、「卒業」というタイミングがないため、求人を探すタイミングもバラバラ。

良いタイミングで適切な求人に出会ったり、面接官との相性が良かったりすると、予想以上の結果を得られることがあります。これはあなたのスキルや経験だけでなく、様々な外部要素が絡むためです。

この「運」を引き寄せるためには、とにかく行動を始めることが重要です。参考動画がこちら。

自信がない人にも強みがある

実は自信がある人は転職に苦労することがあります。

自分のことを過剰に評価してしまうことで、対策をおろそかにしてしまったり、自分の価値以上の求人にばかり応募してしまい、転職が長引きがち。面接をしていても「傲慢さ」が顔に出てしまう候補者は意外にも多いです。

一方で、「自信がない人」は冷静に今の自分の経験やスキルを見つめ直すことができます。自分の足りないところに気づいた時点で成長が始まっています。また普通の人よりもより準備に時間を書けるので、面接でも好印象を与えることができます。

また、自分では気づいていないだけで実は他人から見ると強みなことがあることも多く、自己分析・第三者による分析が大切です。

【ネガティブな人必見】少しでも自信をつける7つの方法

とはいえ、自信がない中で転職活動をするのは大きなストレスになります。ここでは少しでもネガティブを改善して、自信をつけるための方法を7つ紹介します。

自己分析で長所と短所を把握する

自己分析を行うことで、自分の強みや弱みを客観的に見つけることができます。自分がどんな価値を提供できるのか、どのようなスキルや経験を持っているのかを把握することで、自分に自信がもてるようになります。意外な強みが見つかることも多いです。

実際に、dodaの調査では「はじめての転職活動でやっておいてよかったこと・やっておけばよかったこと」で”自己分析”が1位、”キャリアの棚卸し”もトップ3に入っています。

アピールできる強みがない、平凡な経験しかない。そんな方は、「かけ算」を意識してみてください。自己分析で発見したスキルや経験をかけ算にしてみることでユニークなスキル・経験に変わります。

自己分析についてはこちらの記事で詳しく解説しています。自己分析がはかどる「自己分析シート」付きなので活用してください。

⇒転職で自己分析はなぜ重要？やらないデメリット・失敗しないやり方とポイント（自己分析シート付き）

比較をやめる

他人の成功を見て「自分はダメだ」と思ってしまうことはありませんか？他人と自分を比較することは、自信を損なう大きな要因です。比較すると次のようなデメリットがあります。

他人と比較して劣等感を感じてしまうのはとてももったいないこと。他人と比較するのではなく、過去の自分と比較することで自身の成長や進歩を感じましょう。

小さな成功を積み重ねる

自信をつけるためのもう一つの有効な方法は、小さな成功を積み重ねることです。例えば、毎日の業務での小さな達成感や、新たなスキルを習得したときの喜びなど、日々の生活の中で成功体験を見つけることができます。

もっと簡単なことでも大丈夫。例えば次のようなことをしてみましょう。本当に小さなことから始めてOKです。

100点を目指すことをやめる

完璧主義は自己肯定感の敵です。100点を目指せば目指すほど、小さな失敗やミスが気になってしまい、満足できずに自信を失っていきます。まずは60点や70点などハードルを低くしておきましょう。

そうすることで取り組みやすくもなるので、1つ前の「小さな成功」にも繋がりやすくなります。有名な「パレートの法則」によると、80点までは2割の力でよく、残り20点に8割の力を使うと言われています。

サクサク80点以下を量産するほうが圧倒的に自己肯定感が上がります。

あなたの当たり前に注目する

「あなたにとって当たり前のことでも、他人にとっては価値がある」これは本当にあるあるです。面接官をしていると、自己PRでは出てこなかったのに、色々と深掘りしているとスゴイ経験やスキルが出てくることがあります。

例えばパソコンの能力、人の動かし方、レポートを作る力、交渉する力、ずうずうしく要求する力。本人が当たり前に思っていても、できない人からするとスゴイ能力です。

先入観にとらわれずに自分を評価することはとても大切ですが、実際にやるとなると難しいもの。そういう時は他人に相談してみましょう。誰に相談すべきかはこちらの記事で解説しています。

⇒初めての転職は誰に相談すべき？転職相談する前に知っておくべきポイント

数を味方にする

挑戦すればするほど、成功する確率は高まります。転職活動も同じです。たくさんの企業に応募したり、面接を受けたりすることで、成功体験を増やし、自信をつけることができます。

エジソンも「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」 という名言を残しています。成功するためには数をこなすことが正義。これは多くの偉人が証明しています。

成功している未来の自分をイメージする

成功している未来の自分を具体的にイメージすることも、自信をつけるための効果的な方法です。たとえば、

自分が望む転職後の生活を具体的に描き、それが現実になることを信じることで、自信とモチベーションを高めることができます。

自信がない人が転職で成功する5つのコツ

最後に自信がない人が転職で成功するためのコツを5つ紹介します。先程の自信のつけ方を実践しつつ、転職活動も成功に向けて動き出しましょう。

いきなり本命の選考を受けない

最初から本命の求人に応募するのではなく、まずは面接の練習として、自分があまり興味のない求人に応募してみることがオススメです。

これにより、面接の流れや自分がどのようにアピールすべきかを実践トレーニングすることができます。初めての面接で本命に落ちてしまい自信がなくなってしまうのも防げます。

基本的には気にする必要はありませんが、もし申し訳ないと感じるならリクルートエージェントなどの転職エージェントも面接練習をしてくれるので積極的に活用しましょう。

Webや本で面接の準備について調べる

面接に自信がない人は準備を徹底的にやりましょう。インターネットには、面接についての情報がたくさんあります。面接の準備方法や、質問への回答のコツなどを調べましょう。

面接に関する本を読むことも有効です。これにより、面接に対する不安を減らし、自信を持って面接に臨むことができます。

ただしネットや本の受け売りでは合格できないので要注意。ポイントは志望動機と自己PRの軸を意識して、エピソードに基づいて話すことです。詳しくはこちらの記事で解説しています。

⇒転職で自己分析はなぜ重要？やらないデメリット・失敗しないやり方とポイント（自己分析シート付き）

転職で実現したいことや転職する目的を考える

転職活動は、自分が何を達成したいのか、何が自分にとって最も重要なのかを常に意識することが重要です。転職の目的や目標を明確にすることで、自信を持って転職活動に取り組むことができます。

⇒【決まらない人必見】転職軸とは？重要な5つの軸と失敗しない決め方のポイント5選

自分の市場価値を把握する

自分のスキルや経験がどれほど市場で価値を持っているのかを理解することも、自信を持つために重要です。自分の職種やスキルセットに対する需要や、同様の経歴を持つ他の人がどれくらいの給与水準なのか調べてみましょう

転職サイトのdodaには「年収査定」という3分であなたの適正年収がわかるサービスや、16問の設問でアピールポイントがわかる「自己PR発掘診断」など便利なツールが豊富なので登録して損なしです。

自信がない人ほど客観的視点は重要

自己分析は重要ですが、他人の視点から自分を評価することも同じく重要です。自分の強みや弱みを客観的に理解することで、自分がどのように改善すべきか、また自分の強みをどのようにアピールすべきかを理解することができます。

特に自信がない人は、自分のことを低く見てしまうクセがついているので、自分では客観的な評価をすることが難しい。そのため、普通の人以上に客観的視点が必要です。

転職エージェントの多くは、プロのキャリアアドバイザーが自己分析や面接のサポートをしてくれます。私自身、面接でどう伝えようか悩んでいたことを何度もキャリアアドバイザーに助けてもらい、内定を獲得できました。

まとめ