- 転職って難しいの?どうやって始めればいい?
- うまくいくか不安…何に注意すれば良い?
- 絶対失敗したくないのでしっかり準備して転職活動したい
転職は一生に何度かしか経験しない重要なイベントです。そんな大事なことで失敗したくないと思うことは誰にでも共通するのではないでしょうか?
私自身、34歳で初めての転職を経験しましたが、うまくいくのか不安でした。結果的には1ヶ月半で内定を獲得、年収も200万円アップしました。その背景には、面接官を6年やって「転職活動の注意点」を身につけていたことがあります。
注意点を知らないまま転職活動をすると、活動が長期化したり、理想とする企業から内定がもらえず満足できない転職を繰り返してしまうことになります。
この記事では転職活動のステップ毎に、失敗しないために注意すべきポイントを解説します。この記事を読むことで転職活動の成功率が上がり、短期化も狙えます。

一気に理解するのは大変なので、今の自分の進捗に合わせて読むこともオススメです!
- 転職活動は在職中にやるべき理由がわかる
- 自己分析を甘くみると転職で失敗する理由がわかる
- 市場価値と適正年収を把握しないと良い企業に入れない
- 内定をもらったあとも条件確認は絶対にするべき
- 転職活動していることを会社の人に言うのはNG
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ステップ0:転職を始めるときの注意点
転職活動は「在職中」にする
転職活動を始める前に必ず考慮すべきポイントがあります。それは、転職活動はできるだけ「在職中」に行うべきだということです。在職中に活動を始めるメリットを理解しましょう。
経済的に焦らない
まず第一に、在職中は給与が入るため、経済的に安定しています。これにより転職活動を焦らずじっくりと行える大きなメリットがえられます。
逆に言えば、無職状態での転職活動は、生計を立てなければならないプレッシャーによって妥協を強いられる可能性が高くなります。
選択肢を増やせる
在職中であれば、時間をかけて比較検討できます。より多くの選択肢に目を向けることができます。応募できる求人数が増えれば、自分に合った職場を見つける可能性も高まります。
立場が弱くならない
無職だと企業との交渉においても弱い立場になりがちです。「早く転職したいでしょう?」と企業に思われると強気な交渉はできません。在職中に転職活動することで「条件が良くないと転職しません」という意思表示ができます。
ステップ1:準備段階の注意点
成功する転職には、しっかりとした準備が不可欠です。この段階で失敗すると、後々まで影響する可能性が高いのでとくに注意が必要です。
自己分析を徹底的に行う
転職先を選ぶ前に、まずは自分のことを深く知ることが大切です。自分が何を求め、どういった職場で働きたいのかを最初にじっくり考えて明確にすることで、結果的に全体の無駄な時間と労力を減らせます。
具体的には、以下のような項目で自己分析を行います。
- 経験・スキル:どんな経験をしてきて、どんなスキルがあるのか
- 強み・弱み:自分の強みと改善すべき弱点
- モチベーション:どんな時に仕事の満足感があるのか
- 価値観:何を重視するのか。ワークライフバランス、成長など
自己分析についてはこちらで解説しています。
自分のキャリアの希望を明確にする
自分のキャリアについての明確な希望を持つことは転職後の満足度を大きく左右します。また企業選びをする際にも非常に重要な基準となります。
具体的には、次のような点を考えます。
- 給与・福利厚生はどうか?
- 昇進したいか?
- どこで何をしたいか?
- 引っ越しはできるのか?
- ワークライフバランスをどこまで重視するか?
これを「転職軸」と呼びます。詳しくはこちらの記事で詳しく解説しています。
自分の市場価値や適正年収を把握する
自分の市場価値や適正年収をしっかりと把握することは転職で失敗しないため、また転職で年収アップするために重要なポイントです。
適正年収を知っていることで年収や福利厚生についてしっかりと交渉することができます。高すぎず低すぎずと言われますが、私のイチオシは「適正年収の少し上を狙うこと」です。詳しくはこちらで紹介しています。
ステップ2:求人選びの注意点
企業選びのポイントを理解する
企業を選ぶ時は「転職軸」をベースに考えて取捨選択していきましょう。転職エージェントや転職サイトに登録すると毎日たくさんの求人メールが届くことになります。
自分の中で譲れないものを基準にして判断していきましょう。また転職エージェントが第三者目線で選んでくれた求人が意外と自分にピッタリということもあります。

私も転職エージェントに「コンサル」を進められ、新しい発想を得ました!
興味のある求人にはどんどん応募する
気になった求人にはどんどん応募してください。転職市場はとても動きが早いところなので、悩んでいるとその求人が募集をやめてしまうことがよくあります。
応募したとしても「書類選考」「面接」「内定」と3回も断るチャンスがありますので、先のことは気にしないでください。そもそも書類選考はそう簡単なものではないので、数を打つことが大事です。
有名だから!だけで転職先を選ばない
転職活動をしていると有名企業の名前に惹かれがちですが、名前に油断せずにしっかり内容をチェックすることが大事です。大手企業でもブラック企業として有名な会社は数多くあります。
有名企業であれば間違いなく口コミが存在します。例えば「転職会議」には100万件以上の口コミが見れるので必ずチェックしましょう。
ステップ3:書類作成と面接の注意点
転職活動における書類作成と面接は、自分という商品を売り込む重要な場です。下手な営業担当にならないように、しっかりポイントを押さえましょう。
志望動機は企業ごとに作り込む
「志望動機はどの会社に対しても同じでいいですか?」とよく聞かれますが、答えは半分イエス、半分ノーです。
基本となく骨格(軸)はどの会社でも同じものを使って問題ありません。ただし伝える角度や伝え方は各企業の特色や求める人材に合わせて修正していくことが大事です。
こちらのツイートで詳しく解説していますので参考にしてください。
転職理由はポジティブなものにする
転職の理由は人によって色々とありますが、9割の人はネガティブなことがキッカケで転職活動をしているのではないでしょうか。しかし、転職理由としてネガティブなことを伝えるのは非常に危険です。
応募する企業には転職理由を「ポジティブな言葉」で伝えることがとても大切です。そのため、同じことでも見方を変えて言い換えすることが重要。例えば、以下のような言い換えが考えられます。
- 人間関係が悪い→周りと連携しながら仕事を達成したい
- ノルマが多い→個々の顧客に時間をかけて丁寧に接したい
- サービス残業が多い→努力や成果がしっかり評価してほしい
このような前向きな言葉を使うことで、ポジティブな印象を与えることができます。さらに採用することでその企業に与えるメリットも感じさせることができればアピールにも繋がります。
面接に行く前に十分に対策する
転職活動の中で面接対策は非常に重要です。「自分はその場で答えられる」と思っていても、いざ面接となるとうまく話せないもの。実際に面接官をしていても準備不足の人はすぐにわかります。
オススメの対策としては次の3つがあげられます。
- 自己分析を深掘りし、いろいろな角度の質問に答えられるようにする。
- 転職エージェントの模擬面接を受けて面接に慣れる
- 転職エージェントから応募先の面接傾向を教えてもらう
特に3番目は転職エージェントを利用した人にしかできない大きなメリットなのでフル活用しましょう。
ステップ4:内定をもらったときの注意点
内定をもらって手放し喜ぶのは危険です。まだ油断はできません。内定時に注意すべき3つのポイントを解説します。
内定に対する回答期限を確認する
内定を受け取ったら、まずは回答期限をしっかり確認しましょう。
内定をもらった喜びに舞い上がり、冷静な判断ができない状態かもしれません。回答期限までにしっかりと応募企業の中身を見極めましょう。
また他の選考が残っているのであれば、そこが通った場合のことも想定して比較してみましょう。

必要に応じて、エージェントに内定期限の延長も交渉できます
雇用条件に相違がないか確認する
内定の連絡があったら、雇用条件が書かれた書類をもらいましょう。仕事内容、給与、勤務地、福利厚生などが詳細に記載されています。
求人票や面接等の内容と一致するか、しっかりと確認してください。このステップを怠るとあとで大きな不信感に繋がり、最悪退職することにも繋がります。特に以下のようなポイントは確認してください。
- 雇用形態・試用期間
- 基本給・賞与・手当
- 労働時間・休日
- 福利厚生・有給休暇・退職金
- 仕事内容・勤務地
条件に納得できないときはエージェントに相談する
もし提示された条件に何らかの不満がある場合は転職エージェントに相談しましょう。
エージェントは間に立って交渉してくれます。自分では駆け引きするのは難しいことでも、プロであるエージェントはより良い条件を引き出すノウハウを持っています。

交渉余地があるかだけでも確認してみてください!
ステップ5:退職するときの注意点
退職は転職活動の最終フェーズ。転職を成功で締めくくるために3つのポイントに気をつけましょう。
退職通知期間に騙されない
転職が決まったら退職を会社に伝えることになります。基本的には就業規則に退職手続きについて記載されているのでそれに従うのですが、中には「3ヶ月前に通知すること」のような法外なことが書かれています。
退職通知について民法では「14日前までに通知」と定められており、仮に会社の就業規則に3ヶ月などと書かれていても無効になります。
会社都合の無効な引き伸ばしには十分に注意しましょう。

就業規則<法律です。これは絶対なので覚えておきましょう
退職時は最低限のマナーをわきまえること
転職活動を気持ちよく終わらせるためには退職時のマナーも非常に重要です。
- 退職を直属の上司にまず伝える
- 後任への引き継ぎを計画的に行う
- 最後の日まで仕事をしっかりこなす
マナーを守った退職によって、退職後も有益な人脈を維持できます。また転職先にとっても、キレイに退職できる人は信頼がおける人物として評価されます。
年金や健康保険などの手続きを確認する
最後に、年金や健康保険の手続きにも注意が必要です。今の会社の退職手続きと新しい会社の入社手続き、両方で手続きが必要となります。
会社によって必要な書類は異なるので、両社の人事担当に詳細を確認して、もれなく期限内に行いましょう。
転職活動全体の注意点
ステップごとに注意点を解説してきましたが、転職活動の全体を通して押さえておくべきポイントもあります。
情報漏洩や営業機密の取り扱いには注意
職務経歴書や面接において現職の話をする時に「情報漏洩」と「営業機密」には十分に注意しましょう。こういった内部情報は、秘密保持契約で守られているため、もし口外したことが判明した時に損害賠償請求に発展する可能性があります。
何より避けるべき理由は、応募先の企業にとって、そのような「情報を漏らす危険がある人」を採用するわけがないからです。どこまで出していい情報なのか、しっかりと判断して回答しましょう。
職場の人に「転職活動をしている」と伝えない
転職活動を始めたとしても、現職場の同僚や上司には転職活動のことを伝えないでください。噂が広がるリスクが非常に高く、社内での扱いが悪くなったり、転職を妨害される恐れがあります。
転職の相談は適切な人にしましょう。こちらの記事を参考にしてください。
転職活動は転職エージェントを積極的に活用する
転職エージェントは転職活動を成功させるための強い味方です。キャリアの専門家であるエージェントが多くの求人情報を提供してくれるだけでなく、面接対策や書類作成のサポートも行っています。
また企業と深く会話しているからこそわかる企業の内部事情や、面接の傾向などの情報を持っているので、転職エージェントを使わない人との情報量の差は歴然です。
初めての転職であればまずは「リクルートエージェント」と
「doda」に登録しましょう。
転職エージェントを活用する際の注意点
最後に、転職の成功を左右する「転職エージェントを活用する注意点」について詳しく説明します。
転職エージェントは目的に合わせて複数登録する
転職エージェントは必ず複数登録しましょう。複数登録することで次のようなメリットがあります。
- 求人数を多く確保でき、より自分にあった会社を見つけることができる
- 複数の転職エージェントと面談することで自分の市場価値を正確に把握できる
- エージェントごとの得意な領域を組み合わせることで「いいとこ取り」ができる
転職活動で活用したい転職エージェントについてはこちらでまとめています。
転職エージェントに嘘はつかない
転職エージェントはあなたのパートナーです。嘘をつくことなく正直に会話しましょう。
自分のスキルや経験、希望条件をエージェントに伝える際、真実をしっかり伝えないと相手は正しい求人を選ぶことができませんし、ズレたサポートすることになります。
エージェントに伝えても、「言わないで」と言っておけば企業側に伝わることはありません。むしろどのようにうまく企業に伝えるかアイディアをくれる力強い味方になります。
他のエージェントで応募した求人には応募しない
同じ求人が複数の転職エージェントで扱われていることがありますが、同じ会社に複数のエージェントから応募することは絶対にやめましょう。
応募先の企業には当然バレて選考が通りませんし、エージェントにもそれが伝わって不信感を持たれ、その後の転職支援を受けられなくなることもあります。
どのエージェントからどの企業に応募したかはメモを残しておくのがオススメです。

私はエクセルで管理していました!
記事のまとめ
転職活動を始める前の状態から退職するまでの全てのステップにおける注意点について解説しました。
まずは自分の現在地に関係する注意点をしっかり意識して行動してみてください。あなたがこの記事で学んだ知識とポイントを活用すれば、その行動は必ずや成果に結びつくはずです。
繰り返しになりますが、転職エージェントの活用は転職活動で終始重要です。一人で抱え込むよりも、キャリアの専門家サポートしてくれることで、よりスムーズかつ効率的な転職ができます。「エージェント選びの段階で複数登録をすること」「嘘をつかないこと」、これらは特に気をつけたいポイントです。
最後に、あなたがこの転職で何を得たいのか、その「目的」を常に念頭に置いて行動することが何よりも大切です。
転職は人生の大きな一歩。失敗しないためにも、この記事の内容をしっかりと活用して、自分の未来を切り開いてください。
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